【ホームページ制作】どこまで想定するのか、大事です。
皆さん、こんにちは。
スキル・バンク SEのW です。
Googleの順位変動が、一向に収まりません。
当社だけでなく、クライアントのサイトの順位も、1位になったかと思ったら、数日後には圏外になったり。
翌日には10位以内に戻ってきたり。
また1位になったと思ったら、20位くらいの微妙な順位に落ちたり。。。
昨年から、結構頻繁に順位の大変動が起きてます。
ここまで頻度が高いと、Googleとはそういうものだと割り切ってしまった方が現実的ですし、精神衛生上も良いでしょうね。
それでもSEO対策を謳う方たちは多いようですが。
こんな状態のGoogleを相手に、本当に対策などできるのでしょうか??
さて、現在とある会社様のウェブシステムの改修を行っています。
まずはプログラムを解析したのですが、作り(設計)自体は良く見かけるものでした。
ただ、私はあまり好まないタイプの作りでして、ちょっと作業に手間取っています。
どういう作りかというと、10年以上前にはやったのですが、ひとつのプログラムにIDを渡して、そのIDによって表示を切り替える=別ページを表示するという作りなんですね。
かく言う私も、当時はその作りを組み込んだりしておりました。
今はやっていません。
この作り、作成した本人にとっては実に分かりやすい仕組みなんです。
ID追加で1ページを簡単に増やせますし、プログラムがひとつですから、何か変更があったら1ヶ所を変更すればOK、という事もあります。
そういった利点はあるのですが、最大の欠点があります。
他の人が見ると、非常に流れが分かりにくいのです。
特に継ぎ足し継ぎ足しシステムを拡張していった場合、どこで何の処理をやっているのかが、すぐに把握できない。
これは非常に大きい欠点だと思っています。
私がこれに気付いたのは、実は自社のシステムがキッカケでした。
このシステムは私が作成したもので、数年ぶりに仕様を変更しようとプログラムを見たのですが、どこで何をしているのかが全く分からない。
何とか変更する部分の当たりを付けたものの、本当にそこで良いのか分からないし、他に影響があるのか無いのかも分からない。
そこで思い切って全面改修することとしました。
機能ごと、ページごとに別プログラムとして、共通処理はライブラリを利用。
メンテしやすいシステムになりました(時間が非常にかかりましたが)。
なかなか未来を想定するのは難しいですが、少なくとも考えうる限りの想定はしておくべきだなぁ、と思った次第です。